Colonoscopy
下部(大腸)内視鏡検査
(直腸、結腸、盲腸、回腸末端の観察)
直腸からS状結腸、下行結腸、横行結腸、上行結腸、盲腸と大腸全体を観察し、
粘膜に生じた炎症や潰瘍、ポリープやがんなどがあるか診断します。
将来がんになりそうなポリープは、ポリープのうちに内視鏡で治療を行うことで大腸がんの予防ができます。特に大腸ポリープを指摘されたことがある方は、定期的な大腸内視鏡検査をおすすめします。
下部消化管内視鏡検査の流れ
受診
検査前に一度受診してください。
検査に関する説明を行うとともに、下剤などをお渡しいたします。
検査の数日前から、消化のよいものを食べることをおすすめします。
検査前日
朝・昼・夕食は消化のよいもののみにして、夕食後、指定された薬を服用。
以降、水分は多めにとってください。
ただし、ジュース、牛乳、アルコール類などはお控えください。
ご希望の方には検査食を販売いたします。
検査当日
検査当日は2リットルほど下剤(腸管洗浄剤)を飲んでいただきます。
ご自宅で飲む場合とクリニックで飲む場合があります。
一杯を10分くらいかけながら徐々に飲んでください。
1時間程度で排便があるのが普通です。
検査
検査着に着替え、内視鏡ベッドに横になります。
血圧を測り、鎮静剤のための点滴の管を腕に入れます。
鎮静剤を使う場合は薬を注射してから検査を行います。
肛門から内視鏡を挿入し、腸の中を観察します。
必要あれば生検や小さいポリープ切除を行います。
検査中モニターでご自身の腸の中が見られます。
検査後
ガスはガマンせずどんどん出してください。
鎮静剤を使用された方は、1時間休んでいただきます。
診察室で検査画像をご覧いただきながら、結果を説明します。
結果により今後の検査や治療の相談をします。
ポリープを取った場合には、多量の出血やひどい腹痛があるときには所定の連絡先に電話をしてください。その日から1週間はアルコールはとらないでください。また1週間ほどは旅行などの遠出は避け、排便時の便の状態に注意してください。
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